図書館の眠り王子

「今日、委員会の日だよな」

「あ、うん」


図書館への廊下を歩く。

なんとなく、隣に並ぶに緊張して、ちょっと後ろを歩いた。




「…?なんでそんなに後ろにいんの?」

「へっ!?いや、なんでもないよ?」

「ふーん?」





なんだか、大地にはすべてを見透かされてしまう気がするなあ。
いや、それは困るんだけど。
…ドキドキしてるの、バレちゃうし。