図書館の眠り王子

……そう言って、あたしの頭を優しく撫でて通り過ぎていった大地は、なんというか。

破壊力がありすぎた。





キャーっと騒ぎ出す女の子たち。


ヒューとはやし立てる男子たち。




隣で麻希もキャーキャー言ってた。




あたしはというと、真っ赤になって、ただ呆然と立ち尽くした。