あははー…と苦笑いしていると、ぐいっと腕をつかまれた。



「麻希!」


「ど、どういうこと!?学校中あゆみの噂でもちきりじゃない!」


「え、えーと…」


「昨日の今日だから、ホントに付き合ってるとは思えないけど…。何かあったの?」




いつもの面白がってる風ではなく、心配そうに聞く麻希につられて、昨日のことを話した。