は?
いつ死んでもおかしくない?
なにいってるんだ?

「夜?早く起きろよ!」
「起きてまた、笑って見せろよ!」
「夜!早く起きろ!」

俺は叫び続けた。

「りゅうくん、渡したいものがあるの」

そういって夜のお母さんから渡されたのはお守りと一枚の手紙だった。