「い・痛い!」




  あまりの痛さに瑪瑙は飛び上がってびっくりした。




  それでようやく瑪瑙は自分が物語の中に本当に入り込んでしまったのだと言う事を自覚した。




『ではこの物語の中から出るにはいったいどうすれば良いんだろう?』と少し瑪瑙は焦り出した。