相模瑪瑙(さがみ めのう)は夢見がちな今時のごく普通の高校二年生の女の子である。




  そんな瑪瑙はファンタスティックな物語を読むのが好きだった。




  ある日瑪瑙は古本屋でとっても珍しい本を見つけその本を読んでいた。




  その本の内容は瑪瑙が思ってた以上に悲しいお話で、次代に瑪瑙の目からは大粒の涙が溢れ出した。