愛 ~③巻~

『だってぇ…龍は…始めてじゃないの?』

「始めて?何が?」

うぅ…。

『するの…』

「始めてじゃないよ?」

なななっ…。

『何回…した事ある…?』

「…20回ぐらい?」

…多いっ!

なんか…やだぁ…。

『もう知らない!』

私は立ち上がる。

「えっ未來!?」

しらなぁい!

私はそのまま、逃げる様に、

体育倉庫を後にした…。