『うるさ「未來?」

……龍の…声…。

私は振り向く。

『りゅ…う…』

「やっぱり未來と食べたいもん♪」

きゃわいい…♪

『香奈…良い?』

「どーぞ♪」

香奈は雑誌を隠す。

『龍~♪おいで~』

「ハ~イ♪」

龍はストンと私の隣に座る。

「未來♪はい♪」

龍が私に卵焼きを近付ける。

『はむっ…』

私は素直に口に入れる。

「ラブいね~」

香奈と南はニヤニヤと笑う。