愛 ~③巻~

「何やってるんだ?」

龍がちょっと引いてる。

『音楽の勉強♪』

別にやってるだけだもん。

「じゃあ明日、日本に帰るかっ」

宮先が私の頭を撫でる。

『えっ…仕事の奴はどうするの?』

「また子供を生ませる!」

う~ん…それ良いのかなぁ?

「さぁさぁ!倉井は熱があるんだからベッドで寝る!龍は倉井の看病しとけ!」

『「はーい」』

私と龍は部屋に向かった。