「この際だから 聞いちゃうけど 私以外に アメリカに いるとき好きな人 出来なかったの?」
「どぅした?急に」
「何となくー」
「いなかったよ。出来なかったって言った方が 良いのかな。」
「どぅいぅ意味?」
「アメリカに 行くのは親父だけで 良いって 思ってたんだ。単身赴任してもらえば 良いって。」
「うん」
「でも 親父許して くれなくて。」
「うん」
「家族が バラバラに なるのは 良くないって。」
「うん」
「で アメリカに 行ったんだけど お前より 可愛い子とか スタイルの良い子とか いっぱい 見てきたよ?でも お前以外は 考えられなかった。離れて どれだけの 月日が 経っても お前の 笑顔が 脳裏から 消えなかった。それで 俺は 結愛以外 好きに なることはないんだ。と 思った。」
「ほぉ…。」
正直 こんなに 私のコトアメリカに いる間も 考えて くれてると 思ってなかった。
「ふふふっ♪」
「なんだよ 気持ち悪いな」
「私 いい人と 恋人に なれたなーって 思って。」
「えっ?どぅいぅ意味?」
「だって むこうに いる間も 私のコトを 考えてくれてたって コトでしょ?」
「まっまぁ…。」
「それって スゴく幸せ者だなーって」
「お前なぁ そんな真顔で 可愛いコト 言うなよ 照れるだろ(笑)」
「そぅかな?」