登山で疲れ切ってしまった私と真希は、ホテルに帰ってからすぐに眠りについた。
そのおかげで、翌朝起きたのは午前5時。私が起きると、真希はもう起きていた。
「5時か……早いね……」
「ね。何か、起きちゃった」
2人、布団に入ったまま会話する。
一昨日も、こんな風に浩のことを話していたのを思い出す。
「真希__。私ね、やっと気付いたんだ。きっと、去年よりずっと前から浩のこと見てた」
「うん。知ってる」
「昨日、竜ちゃんが差し伸べてくれた手が、いつもなら浩なのに……って思った。でも、いざ浩を目の前にすると、仲良くしゃべってた女の子のことを気にして……。本当に、私は浩のこと好きなんだって__」
「うん、そうだね。……で? 林檎がとる行動は1つでしょ?」
「__うん……!」
今日は、合宿3日目。
つまり、班での自由行動が出来る。
そのおかげで、翌朝起きたのは午前5時。私が起きると、真希はもう起きていた。
「5時か……早いね……」
「ね。何か、起きちゃった」
2人、布団に入ったまま会話する。
一昨日も、こんな風に浩のことを話していたのを思い出す。
「真希__。私ね、やっと気付いたんだ。きっと、去年よりずっと前から浩のこと見てた」
「うん。知ってる」
「昨日、竜ちゃんが差し伸べてくれた手が、いつもなら浩なのに……って思った。でも、いざ浩を目の前にすると、仲良くしゃべってた女の子のことを気にして……。本当に、私は浩のこと好きなんだって__」
「うん、そうだね。……で? 林檎がとる行動は1つでしょ?」
「__うん……!」
今日は、合宿3日目。
つまり、班での自由行動が出来る。