「まず野菜を切って」
「……ニンジンと玉ねぎ、みじん切りにしたいんだけど良い?」
「うん。でも見た目はみじん切りしない方が良い」
「……みじん切りにする」
実は浩はニンジン、玉ねぎ、ピーマンが苦手。
味覚は少し子供なんだよね。
浩が不器用なりに、包丁を使って頑張っている姿を見て、微笑ましくなった。
「その間に私はウィンナーとジャガイモやるね」
「んー」
トン……トン……と、包丁の音が隣で聞こえる。
ちらっと見ると、ニンジンにおかれた浩の手が丸くなっていない。
「浩、ストップ!」
「ん?」
「……ニンジンと玉ねぎ、みじん切りにしたいんだけど良い?」
「うん。でも見た目はみじん切りしない方が良い」
「……みじん切りにする」
実は浩はニンジン、玉ねぎ、ピーマンが苦手。
味覚は少し子供なんだよね。
浩が不器用なりに、包丁を使って頑張っている姿を見て、微笑ましくなった。
「その間に私はウィンナーとジャガイモやるね」
「んー」
トン……トン……と、包丁の音が隣で聞こえる。
ちらっと見ると、ニンジンにおかれた浩の手が丸くなっていない。
「浩、ストップ!」
「ん?」