ー未実sideー

え~。何でこうなってるのかなぁ?

目の前には翔羽、後ろには壁。

かんっぜんに挟まれてます。

「どういうことかな?この格好。」

と太ももを指でなぞる、翔羽。

「亜希に選んでもらったの!!」

はぁ。とため息をつかれる。

え・・・?もしかして飽きられた?いらなくなっちゃった・・・?

「んで泣くんだよ・・・。」

「もう、わたしは必要ない・・・?」

そう言った途端、

ードンッ。

力強く壁に押し付けられる。