ー未実sideー

「・・・んで。何でこんな事するの!?そーだよね。わたしなんか一時の玩具にすぎないもんね。翔羽君はモテるし、女の子には困らないから大丈夫だよね。」

「はぁ?」

一気に不機嫌になった事が分かる。

「こんな地味子、誰も好き好むわけない!!だから・・・玩具にしようとするんでしょ?
めずらしいから。」

わたしは翔羽君の返事も待たずに、部屋を飛び出した。