「無理、つか瑠奈。お前がどっか行け」 え、あたし!? 「なに突っ立ってんの?俺の声が聞こえない?」 冷めた声に冷めた目。 「あ…明菜、行こう」 「え?でも…」 「いいから」 そう言って無理矢理 明菜の腕を引っ張った。 やっぱり、大雅にとって あたしなんて特別じゃない。 ただの下僕…ううん、それ以下かも。