出会いは偶然じゃなくて運命


次の日の放課後、玄関で妹を待ち伏せた

出てきた妹は俺を見るなり引き返そうとした。

おいおい!
見たよな⁉俺のこと!

焦って腕を掴むと、ギロっと睨んで離せと言ってきた。

睨み顔が博音そっくりだ。

昨日は俺が悪かったから謝ってすぐに帰った。

し、正直、怖かった。

あの顔はこえーよ。

離れたとこで博音が見てたらしい。

『おぉ、婚約者。なんだなんだ?』
ニヤニヤして言ってきた。

こいつはほんとに疲れる。

昨日の事を説明した。


『へー。あいつがねー。やるじゃん。さすが俺の妹♪』

くそ楽しそうに笑ってる博音。
俺はドギマギしたわ!

博音の妹って案外こえーのかも。

これが綾への印象だった。