出会いは偶然じゃなくて運命


ガチャ

『寝てるか?』
『あぁ…。疲れたんだろ。』
『じゃ、俺らも寝ようぜ。』

お兄ちゃんたちがそんな話をしてるとも知らず、私はスヤスヤ寝ていた。


…

『ぉぃ!おい!起きろ!ブス!』

「ふぇ?」

『ふぇ?じゃねーよ!起きろってんだよ!帰るぞ!』

帰るぞ?
なんで?
ここは私の部屋…

じゃないっ!!!

ガバっと起き上がった。

『ふっ。おはよう。』
と先輩。

わっ!寝起きの顔見られた!
そして笑われた!

「お、おはようございます。」

顔を隠しながら言った。

『何、顔隠してんだよ!早く帰る準備しろ!』

うーん。
寝起きで頭がボーっとしてる…

『いいよ。博音。まだ寝かせとけば?家一緒なんだし、後で起こして帰すよ。』

『そんなんわりーだろ。』

『大丈夫。まだ、寝たそうだしな(笑)』

『うーん。じゃ、そうするわ。わりーな。おい!綾!』

「うーん?」

『ったく、寝起きわりーんだからよ。もう少し寝かせてもらえよ!そしたら帰ってこい。わかったか?』

「ふぁーい!」

『ほんとわかってんのか?こいつは。』

『まぁ…。わかってるだろ。てか、お前の帰る時間が早すぎるんだよ!』