「あの、メールしてきていい?」
『メール?メールならここですればいいだろー。』
お兄ちゃん、そうなんだけどさ。
ここでするわけには…
「いやっ、その…、あの…」
『じゃあ、俺の部屋使いなよ。』
先輩は部屋まで連れて行ってくれた。
部屋の中に入ると、私の好きなモノクロな感じの部屋で、すごく落ち着いた。
『好きに使っていいから。なんかあったら呼べよ?』
そう言って出て行ってしまった。
…はぁ。
連絡しなきゃ。
私は匡にメールをした。
〈夕飯終ったよ。〉
…今日のことは私、悪くないから謝ることないよね。
送信した。
するとすぐに返事がきた。
《で?何か言うことは?》
〈私はなにもない。悪いことした覚えないから。〉
《は?》
は?
って言われても…
返事をどうしようか迷っていたら
プルル
プルル
電話が来た。
