「お兄ちゃん、勝手に決めないでよ!」
楽しそうにしているお母さん達には聞こえないように言った。
『部屋に1人でいるよりいいだろー』
『ま、俺ん家でホラー映画でも見ようぜ?』
ニヤっと笑う先輩。
いやぁぁぁぁぁ!
でも…
お兄ちゃん、心配してくれてるのかな。
私も1人になりたくなかった。
片付けも終わり、私たち子供組みは先輩の家に来ていた。
『じゃあ、お約束の…「え、本当にホラー映画なんですか?」
『なんだよ、嫌なのかよ?』
とお兄ちゃん
意地悪っ!私が怖いの苦手だって知ってるくせに!
「ほ、ほら!博也と豪太くんいるし。怖いのはやめたほうが…」
『僕、怖いの大丈夫だよ?』
『豪太なら寝てるし。』
ぐすっ
博也、お姉ちゃんに協力してよ…
ブー
ブー
携帯が鳴った。
あ。
メール…
忘れてた。
匡に連絡しなきゃ…
