出会いは偶然じゃなくて運命


どうしよう?

今、電話なんて怖くてできないし、それにもし泣いたりして下に行ったら皆に心配されるし、せっかく先輩や奈々美さんに落ち着かせてもらったのに、また暗くなったら迷惑かけちゃう…。

私はメールをすることにした。

〈ごめん。メール今気がついた。今から夕飯だからまた後で連絡する。〉

震える手で送信をした。

もう携帯を見ないようにすぐに机の上に置いて、さっさと部屋から出た。

ドンっ
「きゃ!」

部屋から出ると誰かとぶつかった。

『うわっ!ごめん!大丈夫か?』


先輩だった。

「先輩、どうしてここに?」

『夕飯、一緒に食べるって言ってただろ?綾が来ねーから呼んで来いって博音に言われたんだよ。自分で行けっての』

「そう…ですか。ちょっとびっくりしちゃって。」

そう言うと先輩はじっと私を見てきた。

「あ、あの…?」

『また何かあった?』

「え?」

『…まぁ、いいや。てか、風呂に入ったんだな!髪、乾かさなきゃ風邪ひくぞ?お前、身体弱そうだし。』

「な!弱くないです!それに、暑いからドライヤーなんて使いたくないんですよー!」

『それは言えてる(笑)豪太も下でお前のこと待ってるぞ。早く行こうぜ?』

「はい!」