『あれー?博音の妹じゃん?』
後ろから声をかけられた。
…博音先輩とお兄ちゃんだ。
『匡、両手に花かよ!すげーな!』
と匡をつつく颯太先輩。
『おい、綾。お前、今日は早く帰って来いって母さん言ってたぞ。』
え。そんなの聞いてない。
「え、そ『颯太ん家と一緒に夜ご飯だってさ!さっ、帰るぞ!じゃ、こいつは先帰るんで。行くぞ、颯太!』
お兄ちゃんが強引に私を連れて歩き出した。いや、早歩き…
は、早いよお兄ちゃん!
『おぉー。じゃな、匡!浮気はいけねーぜ?』
匡に声をかけてから私たちを追いかけて来た颯太先輩。
私は匡の顔が見れなかった。
