匡、なんで愛理ちゃんも一緒なの?
匡知ってるよね?
愛理ちゃんが匡のこと好きなこと。
フツフツと自分の中に汚い感情が湧き上がってくる。
こんな自分嫌なのに…
『そういえばね〜、今日二人三脚の時に平川さんに負けないからね〜って言ったら、平川さんに馬鹿にされながら、じゃ負けないようにね〜?って言われたの。ひどくない?』
え、確かに言ったけど、別に馬鹿にしたようには言ってないし、それに、愛理ちゃんだってそんな可愛らしい声じゃなくて敵意丸出しだったじゃん!
…なんて言えない。
『そうなの?そりゃひどいよ、綾。』
味方してくれないんだ…
『でしょー?あ、そういえば匡君の走りめっちゃかっこよかったよー!』
『愛理ちゃんの走りも速くてびっくりしたよ。』
『平川さんは見てないのー?匡君の走り。』
「うん…。私と匡、走順が同じだったから見れなかったの。」
私だって走順が違えば応援したよ!
『まー、綾は男好きだから他の男見てたんだろ。』
「そ、そんなことない!」
『えー。平川さんひどーい!』
『ま、俺は愛理ちゃん見てたしいいけど。』
…私
1人で帰りたい…
