「…あの…、そんなに見つめないでもらえます?」


よく、女の子って白馬の王子様が迎えに来て……


なんて夢見るじゃない…?


「えっ…?あっすみませんっ!…なんか用ですか?」


そんなこと、思いもしなかったの…



「隣に引っ越してきた桐谷と言います。」


でも……、


ほんとにほんとに白馬の王子様は私を迎えに来たのかもしれない…