「つか、哀は八神に告白したわけ?」 と、突然言い出す夏希ちゃん。 「私も聞きたい!!」 それに乗っかるように言う絢ちゃん。 なぜ、私の話になってるんでしょうか? しかもせなぜ、私が八神くんを好きだと知ってるんですか!? 「何で知ってんの?みたいな顔してるなー。分かりやすいよ、哀は。入学式の時か…いや、良いわ」 入学式の時から分かりやすかったなんて…。 「入学式の時から?どーゆうことよー」 これまた笑いながら絢ちゃんは夏希ちゃんの話に食い付いていったのです。