「夏希ちゃん、本当に良いんですか?」

「良いってことよ。絢も哀も歓迎する」

「本人がこう言ってるし…大丈夫だよ、哀」

私たちは今三人で夏希ちゃんのお家にお邪魔しようとしています。

夏希ちゃんは自分のお家だから実質は私と絢ちゃんの二人が、夏希ちゃんのお家にお邪魔しようとしています。

事の発端は二日前の放課後。