奇跡を信じてみませんか?



それでも二人は私を応援してくれます。

…私の気持ちには気付いてるらしく…二人曰く分かりやすいとの事。

そんなに顔や態度に出ちゃってるんですかね?

もしそうなら、気を付けないと。

「あの、八神くん」

椅子に座って本を読んでいる八神くんにおずおずと話しかける私。

「ん?」

八神くんは特に驚くこともなく本に目を向けたまま言いました。

「国語のノートを見せてもらっても…」

「…良いけど」

「ありがとうございます!!」

これで、今回も提出物の点数は大丈夫ですね!!

八神くんには悪いですが私は国語が苦手でノートを書くときなど、よく寝ちゃってて…。

「缶コーヒー奢ってくれるなら」

そう言って八神くんは私を見上げて悪戯っぽく笑ってくれました。