「八神くんは意味もなく人を殺すような人じゃありません!!
たとえ殺したいほど嫌いな人が居たとしても…八神くんは
そんな自分にメリットが無いことはしません!!」
自分でも何を言ってるのか、なんて分かりませんでしたが今の私には考えてから言葉を言うなんて無理でした。
「お前は八神の何を知ってんだよ?あ?こいつが人殺しなら退学させねぇとな、退学」
くくっと、不気味に笑った彼に私はついに、堪忍袋の緒が切れたらしく…、
「大体、あなたが八神くんを馬鹿にする所や敵対心を抱く、そんな事をする
あなたの性格が理解不能です!!
八神くんが殺した証拠が無いじゃないですか。
八神くんを馬鹿にするなら
…あなたが退学すればどうですか?」

