もし、私が今、彼の誤解を解こうとすれば友達なんて一人も出来ないかもしれません。 そんな夢なんて…夢のまた夢かもしれません。 それでも私は八神くんを助けたいです。 神様。 もし、本当に貴方のような凄い人がこの世に居るのならば私に勇気を下さい。 ほんの少しの勇気を――…。 「…や、八神くんはそんな人じゃありません!」