次の日の朝、いつものように私は学校に行きました。 教室に入った瞬間、私には考えられないような光景が目に留まりました。 「人殺しがこのクラスに居るなんてなー」 「そうそう、しかも新入生代表の八神慧くんだなんてよー」 本人に聞こえるかのように…あれは、きっと本人に聞こえるように態と大きな声で言っているのでしょう。 本人の八神くんはと言うと何もないように、聞こえていないように本を読んでいました。