「俺らも結婚するよ」
この声は…
「大岐くん…ですか?」
「うん、そう。大岐 秋斗」
大岐くんも、五年ぶりに会いましたね。
あなたも変わりましたね…。
髪色は茶髪のままだったんですね。
優しいお兄さん、そんな風に見えます。
それにしても、大岐くんも結婚するんですか…。
って、
「は…!?」
「夏希とだよ」
「知ってます、存じ上げてます」
「だってさっき自分の世界に入ってたじゃん」
見てたんですか…覗きです、最低です大岐くん。
「覗き、とか思ったでしょ?」
「……」
この人、恐ろしくなってます。
五年前より怖くなりました、心が。
腹黒いですよ絶対。

