三年生のクラスには、絢ちゃんも夏希ちゃんも佐々木くんも大岐くんも居なくて、居たのは篠束くんと立花くんの二人だけでした。

後は全く知らない人だらけでした。
それでも、新しい友達も出来ましたがやはり足りないんです。

八神くんが居ない、そんな空間が私にとっては苦痛でしかなくて。

知らない男の子や去年同じクラスだった男の子に何度か告白はされましたけど全て断ってきました。

私には八神くんしか居ないし八神くんしか考えられないんです。

絢ちゃんつ夏希ちゃんと佐々木くんはクラスが違っても毎時間の休憩と昼休みと放課後は

必ず私の元へ来て、話してくれます。