奇跡を信じてみませんか?



「とりあえずこの電車で30分ぐらい乗って徒歩で15分歩いた所ら辺にある」

今来たばっかりの電車に乗ってから後ろの方で固まる私達に佐々木くんはスマホを見ながら教えてくれました。

案外近いとろこなんですね。
少しだけ安心しました。

遠いところだと帰るのが遅くなってしまいますからね。

凌くん含め私達も明日は学校がありますし…って、ん?

普通なら土曜日に遊んで日曜日は休むのでは?
まあ、この二人の事ですからまた、用事でもあったんでしょう。