何も聞かされないまま刻々と日にちは過ぎていき、高校二年生としての日々を楽しく過ごすだけしかなくて。

皆で遊んだりする事もたたありますがやはり彼氏彼女が居る人を誘うのは気が引けますし

誰かさん達が先に帰ってしまいますから全員が揃うことなんて滅多になくて、遊ぶ回数も減る一方です。

だけど、必ず…遅くても絶対に皆は屋上へと来てくれるんです。

来い、なんて強制しなくても自らの足でこの屋上へと。

引き付けられているのか、安心するのか、唯一の居場所なのか

思うことは人それぞれです。
話せなくても皆が屋上に来てくれるだけで嬉しいんです。