「高二が薬も飲めねぇなんて恥ずかしい」 「…それは…」 痛いところを突いてくるのも八神くんが悪魔だからだと思っていたいです。 「錠剤なら飲めんだろ?」 「…喉に、残る感じが…苦手なんです…」 「…はあ…分かった」 話が分かる人で良かったです。 後は寝るだけで――…!? 「ん…んん…っ!!」 「………」 何が起こったのか、分かりませんでした。 ほんの一瞬の出来事で。 いや、はい…理由を聞かせてください。 なぜ、私は今、八神くんにキスされてるんですかね?