奇跡を信じてみませんか?



「なあ、哀」

「はい?」

「…何でもない」

「? そうですか?」

「ああ」

変な八神くんです。
さっきも一人で空を見てましたし…上の空って感じです。

こんなにも八神くんの近くに居るのに
こんなにも八神くんに触れられるのに

今の八神くんは近くて遠いんです。
八神くんに触れられても、八神くんの心には触れられません。

それが もどかしくて。
どうにかしたいのに、どうにもならないんです。

考えれば考えるほど分からなくなって。