あれから月日は経って、私たちは無事に二年生に上がることが出来ました。
奇跡的に絢ちゃんも夏希ちゃんも佐々木くんも八神くんも…おんなじクラスなんです!!
これはもう、運命としか言いようがありませんよね。
…運命、奇跡なんて信じてないですけど…。
必然的でも無さそうですし。
「あぁあ~~いぃい~~!!」
「あ、絢ちゃん…?」
「同じクラスぅぅ!!」
泣きつくようにして私の元へきた絢ちゃんは相変わらずでした。
絢ちゃんと佐々木くんは今もラブラブなカップルさんです。
むしろ別れた方が怖い…と、噂もたってます。
「絢ちゃん、これから一年宜しくお願いしますね」
「こちらこそ!!」
「よ、哀に絢」
「夏希も同じだもんね!!」
…この一年は絶対に楽しくなるに違いありません。
女子の中でも人気がある佐々木くんに、結構な人気がある八神くん。
この二人が揃ってしまったら…もう、凄いですよね。
「佐々木くん!!今度一緒に遊びにいかない!?」
…よく、彼女が見てる前で遊びに誘えましたね。
ある意味で尊敬します。

