これが蝉がミンミンと鳴く真夏の君との出会い・・・。


「・・・ぃってー。」


「安静にしてれば治りますよ。」


「・・・はい。」


彼はぶっきらぼうに看護婦さんにあいさつして、私の隣のベッドにドカッと座った。