「サキ、僕はあれ以来ずっと感じてるんだ。


たった一度交わっただけだけど、ずっと感じてる。


僕の中に君が居るんだ。


僕の細胞に君がこびり付いている。


それをずっと感じているんだ。


何故だかわからない。


でも、感じる。


あれ以来、ずっと僕は君に話しかけてる。


僕の中に居る君に。