七時。


てっきりサキはケアハウスの方に居るものとばかり思っていました。


しかし、今日の打ち合わせは彼女も承知のはずです。


心配で様子を見に来たのかもしれません。


サキはいつもよりも疲れているように見えました。


打合の時のような、はつらつとした明るさが、影をひそめていました。