僕は通りの角に身を隠しました。


ここで富岡に会う訳にはいきませんでした。


保健所の女の子はしばらく立ち話をすると、富岡から封筒を受け取り、再びこちらの方に引き返し、富岡は反対の方に歩いて行きました。


どうやら二人は待ち合わせをしていたようでした。


二人の接点は想像もつきませんでした。