HIVに捕らわれて

「感染」


と思いました。


ただ、後悔はありませんでした。


彼女の中に入ることが、あの時に取れる僕の唯一の選択肢だったのです。


もしも、サキの感染を知っていたら、僕はサキを抱いたのだろうか?


大きな命題でした。