────────── ふわふわとする意識の中で、誰かに頭を撫でられている夢を見た。 大きくて、優しくて、暖かい手。 誰なのか確かめようとしたけど、あまりにもそれが心地よすぎて、結局誰なのか分からなかった。 あれはいったい誰だったの....? 「──────....り....」 どこかで....声が聞こえる..... 「──────わり...........ろ....」 .....なに? 「────向日葵、起きろ!」