もう一度君にKISS







彼のシャツから顔を出したのは紛れもなく、さっきのうさぎ。



なんでそんなところから出てくんのよ....






「こいつさ........








──────俺のペット」





「や、野生じゃないの?」



てっきり野生だと.....





「2年前まで野生だったよ。

俺がここで寝てるときに見つけてさ、なんか懐かれたから飼うことにしたんだ。」





......まさか、ペットだとは!



そーだ!

元はと言えばお前がいなきゃ草むらに入ってないんだよ!

だから迷子にもなんなかったし!

お前のせいだ!







なーんて睨みつけてみる。




けど─────












「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!



だめだ!!!」



睨みつけてみたものの、そんな愛くるしい目で見つめられたら誰だってキュンときちゃうよ.....