もう一度君にKISS





そう答えた私に、やっぱりな、と得意気に笑う。





「いつ.....帰んの?」



「2ヶ月後。夏休みの間だけかな。」



「そっか。

つか、よくこのひまわり畑来れたな

あの抜け道知ってる人とかそうそういないし」




......ちょ.....



ちょっと待てよ?



私......




サッと顔が青ざめていくのが分かる。




「お、おい!大丈夫か?」




黙り込んで青ざめる私を見て、心配そうに顔を覗いてくる。





「─────ない.....」



「ん?」










「.......帰れないよぉ.......」