魔王の花嫁

次の日 廊下で楊妃と出会った
私の顔を見てニヤリと笑う



前を歩いている絹は楊妃を睨んでいた
何事もなく横を通り過ぎたと思ったのに 絹には見えないように私を突き飛ばした



「・・・・つ!」




「鈴様!」



気付いた絹が急いで来てくれるけど 途中で止まった
驚いた顔をしている



不思議に思って楊妃に目を向けてみると 楊妃も同じように目を見開いている





「あなた・・・・戯王様と血の儀式をしたのね・・・」




怒りでぷるぷると体が震えている楊妃
白いオーラを出しながら 近寄って来る



怖い!



目をつぶろうとした時 絹が私の前に立った




「覚えてなさい!」




怒って歩いて行った
すっと力が抜けた