【短編】不器用なあたし達の愛の証





「平手打ちでもかましてやろうかな…」




バカバカしいにも程がある。




結局、あたしは蓮が好きで。



惚れたもん負けなんて、とっくのとうに自覚している。




そのときだった。




ピンポーン。




突然部屋に鳴り響いた、機械音。