――――陽翠side
14Rかぁ、どんな奴らの集まりなのか。
えっ、まだ誰もいないじゃないかΣ(゚д゚lll)
え、時間間違えた?うそっ…
こんなパーフェクトなあたしなのにっ←
ん…?誰か…いる。
聴いてみるっきゃないな。
「あの、すみません。ここで、あってますか?」
「………」
ぬ、ぬぁんで起きない!?
な、なんか悔しいじゃないか!
「お、起きてよ!」
「……」
く、くっそ…!
なんか、目が熱いぞ。
こんなことで泣く陽翠だったか!?
「お、おいっ、起きろよっ、おいっ、」
こ、こうなったら耳元で叫んでやる!
よーし、いっくぞー!
「お…」
「なに?」
「っ!?」
顔、顔近い!
あと、10mmくらいでキスしちゃいそうなくらい
「い、いや、その…」
「いくら俺がイケメンだからって泣き目で襲うのは禁止だぜ?」
「…は?」
なに、こいつ。わけわかんねぇ
「あ、あと。入学式、集合場所は体育館前ですよ?襲い魔さん。」
「お、襲い魔じゃないし!って、え?体育館前?」
「そ、早く行かないと遅刻しちゃうよ?」
「や、やっば!じ、じゃあ!つぎ会った時はこてんぱんにしてやるからな!」
「こんてんぱん…ね」
やっばぁぁぁぁ、初日から遅刻は無理だぁ!
いっそげーっ!

