もう少しだけ、あなたのそばに


二人で食事を取りながら、



「花憐は、今日、朝から授業?」



「いいえ、2時限目からです。」



「そうか。今日も少し遅くなるけど、家でご飯食べるから。」



「はい。わかりました。」




「・・・・・・・・・」




「・・・・・・・・・」




「花憐」




重苦しい沈黙を破ったのは、秋。