そして、今日も秋は、忙しいはずなのに7時には帰って来た。
やはり、無理をさせているのは私の所為・・・・・。
「一人暮らしがしたいんです。」
もう言わないといけないと思ったの。
これ以上は迷惑をかけたらいけないと思うから。
「一人暮らし?・・・・・どうして?」
何となく、秋の顔を見ているのが辛くて俯いてしまった私は、秋がどんな顔でどんな気持ちでこの話を聞いているのか分からない。
「・・・いつまでも秋に甘えてばかりいられないから・・・・・。私も来年は卒業だし、そろそろ自立をしないとって。」
「・・・・・・・・・・・」
「えっと、なるべく早く見つけて、秋の部屋にある私の荷物を引き払います。
だから、もう少しだけ荷物を置いておいてもらえますか?」
ゆっくりと顔を上げてみると、秋も俯いて私の話を聞いていたみたい。
