こんなに自分のことを好きになれない私を一体誰が愛してくれるというのだろうか? 情けなくて、虚しくてそんな自分に呆れて思わず、 「フフフッ」 笑ってしまった。 「何か面白い物でも見えるのか?」 突然聞こえてきた声に驚いて振り返ると、いつの間にか戻っていた秋。 「ビックリ・・・・・しました。すみません。気が付きませんでした。」 「いや、いいよ。そろそろ帰ろうか。」 慌ててデスクに戻り片づけをし終えると、二人で会社を出た。